維新 埼玉県議 住所要件に疑義か 選管 当選無効とするか協議

ことし4月の埼玉県議会議員選挙で初当選した日本維新の会の中村美香議員について、住所要件に疑義があると有権者から異議の申し出があり、県の選挙管理委員会は13日午後、当選を無効とするかどうか協議しました。

埼玉県議会の中村美香議員はことし4月の県議会議員選挙で、草加市を選挙区とする南1区から立候補して初当選し、埼玉県議会では日本維新の会として初めての議席を獲得しました。

しかし、4月下旬、有権者から、「議員の住所要件に疑義がある」と異議の申し出がありました。

公職選挙法では県内の同じ市町村に3か月以上続けて住んでいなければ被選挙権がないと規定されているため、申し出に基づいて、県の選挙管理委員会は居住の実態などについて調査してきました。

そして、13日午後、会議を開き、当選を無効とするかどうか協議しました。

協議の結果は申し立てた人に伝えられてから効力が発揮されることになっていて、選挙管理委員会は通知後に結果を公表する方針です。