北陸新幹線 大雨で大幅な遅れ 午前3時ごろ金沢駅到着の列車も

北陸新幹線は大雨の影響で、12日夜遅くから金沢駅と富山駅の間で一時、運転を見合わせて最大4時間半の遅れが発生し、13日午前3時ごろに金沢駅に到着した列車もありました。

北陸新幹線は、沿線に設置された雨量計が基準値を超えたため、12日夜遅くから、金沢駅と富山駅の間で運転を見合わせ、金沢に向かう下りの4本が富山県内の駅に停車したままとなりました。

その後、線路の安全確認などを行って、13日午前2時過ぎに運転を再開し、午前3時ごろ、東京からの列車が金沢駅に到着すると、タクシーなどをさがす乗客の姿が見られました。

JR西日本によりますと、この大雨の影響で、新幹線は最大で4時間半の遅れが出て、およそ400人の乗客が駅に止まった列車の中で運転再開を待っていたということです。

東京から戻ってきた石川県能美市の男性は「乗り換えるはずの電車が動いていないので家に帰ることができません。始発が動くまで駅で過ごす予定です」と話していました。

また、金沢市の大学4年生は「新幹線の運転が再開したので、きょうは授業に出られます。親が迎えに来られなくなったので、これから家に帰る方法をさがします」と話していました。