アフガニスタンから日本に避難の114人 新たに難民認定

アフガニスタンから日本に避難してきた人のうち、新たに114人が難民と認定されていたことが明らかになりました。

アフガニスタンでは、おととし8月、イスラム主義勢力タリバンが権力を掌握したため、迫害を受けるおそれのある人たちが国外に逃れるなどしています。

出入国在留管理庁によりますと、おととし8月以降、アフガニスタンから日本に避難してきた人は800人を超えており、このうち、11日までに114人が、新たに難民と認定されていたことが明らかになりました。

関係者によりますと、114人はアフガニスタンのJICA=国際協力機構の事務所で働いていた職員と、その家族らで、日本で定住者としての在留資格を与えられ、その後、要件を満たせば永住できるということです。

人権団体などからは、日本の難民認定の基準が欧米と比べて厳し過ぎるという指摘も出ているなか、今回の114人の認定は異例の規模となります。