【解説】ロシア武装反乱 プーチン体制は揺らぐのか

6月23日にロシアで起きた武装反乱は、プーチン大統領のかつての側近で、民間軍事会社ワグネルのトップ、プリゴジン氏の部隊が、ウクライナに隣接する都市と南部軍管区の司令部を支配下に置き、モスクワに向けて進軍したものでした。

背景はプリゴジン氏とロシア国防省の確執が頂点に達したこと。その争いに手を差し伸べたのはプーチン大統領やプリゴジン氏とも仲のよいベラルーシのルカシェンコ大統領でした。

その後、プリゴジン氏はロシアに戻り、プーチン大統領と面会したとされています。

しかし、長年プーチン大統領に権力を集中させてきた政権に亀裂が入ったことは間違いなく、弱さやほころびが露呈してしまったプーチン率いるロシアは今後どうなるのか?
安間解説委員が詳しく解説します。
※2023年7月10日時点の情報です。

(動画:8分39秒)