秋田遺体遺棄事件 保護責任者遺棄致死の疑いで再逮捕へ

秋田市の雑木林に48歳の女性の遺体を遺棄したとして元暴力団員らが逮捕・起訴された事件で、女性の体調が急変したのに放置して死亡させたとして、警視庁が12日にも、元暴力団員ら3人を保護責任者遺棄致死の疑いで再逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材でわかりました。

ことし5月、秋田市の雑木林でおととしから行方がわからなくなっていた、愛知県に住む48歳の女性の遺体が見つかった事件では、元暴力団員の井上大輔被告(48)と元妻の土岐菜夏被告(35)らが遺体を遺棄したとして逮捕・起訴されました。

これまでの調べで、井上被告は接客業をしていた女性の勤務先に客として複数回訪れていたほか、行方不明になった当日も埼玉県内で会っていたことがわかっています。

捜査関係者によりますと、女性の遺体からは覚醒剤の成分が検出されていて、摂取により体調が急変したとみられ、警視庁が死亡したいきさつを調べていました。

その結果、井上被告や土岐被告ら3人が女性の体調が急変したのに適切な処置を行わず死亡させた疑いがあることがわかったということで、12日にも保護責任者遺棄致死の疑いで再逮捕する方針です。

女性は当時、知人に対し「仕事の客に薬物使用者がいる」と相談していたということで、警視庁が詳しい経緯を調べています。