天皇皇后両陛下 システム制御を議論する世界大会開会式に出席

世界各地の研究者がシステム制御について議論する世界大会の開会式が9日、天皇皇后両陛下も出席されて横浜市で開かれました。

国際自動制御連盟世界大会は、3年に1度開かれるこの分野で最大の国際会議で、横浜市で開催されることしの大会は、システム制御の革新によって、環境やエネルギーなどの地球規模の社会課題の解決を目指すことなどをテーマに、およそ80の国や地域から3000人ほどの研究者らが参加する予定です。

開会式は、9日午後6時ごろから、天皇皇后両陛下も出席されて横浜市内の会場で開かれました。

この中で、天皇陛下は、世界各地から集まった2100人余りを前に「自動制御技術は、私たちの生活のあらゆる場面で、その重要性を増しています。自動制御の科学技術の開発と普及を責任ある形で推進するため、長年にわたって努力を重ねられている関係者の皆さんに対し、敬意を表します」などと英語でおことばを述べられました。

この世界大会は、今月14日まで開かれます。