フランス南部のマルセイユは、来年のオリンピックでパリ以外で競技が行われる都市の一つで、中心部から車で30分ほどの海岸にセーリングの会場が完成しました。
今回の国際大会は、オリンピックに向けて、競技の運営や施設の点検を兼ねたもので、9日から始まりました。
ウインドサーフィンやカイトボードなど、合わせて10の種目に日本を含む55の国と地域の選手352人が出場し、日頃の練習の成果を競いあいます。
初日のこの日は、風が安定しないあいにくのコンディションで、すべての種目のスタートが遅れ、海上に出た選手たちは風の向きや波の動きに集中しながら、レースのスタートに備えていました。
組織委員会では、今回の大会を通じてこの時期の風や波といった気象条件などを分析し、来年の本番の運営にいかすとしています。
マルセイユでのセーリングの国際大会は今月16日まで開かれます。

フランス マルセイユでパリ五輪に向けたセーリングの国際大会
来年のパリオリンピックに向けて、フランスのマルセイユで9日、競技の運営や施設の点検を兼ねたセーリングの国際大会が始まりました。