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ラグビー日本代表 NZ代表セカンドチームとの強化試合に敗れる

ラグビー日本代表は、9月に開幕するワールドカップに向けてニュージーランド代表のセカンドチーム、All Blacks XVとセカンドチームどうしの強化試合を行い、ノートライのまま6対38で敗れました。

9月にフランスで開幕するラグビーワールドカップに向けて強化を進める日本代表は、8日から毎週土曜日に5週連続で強化試合やテストマッチを行います。

8日は今シーズン初の実戦として東京・秩父宮ラグビー場で日本代表のセカンドチーム、JAPAN XVがニュージーランド代表のセカンドチーム、All Blacks XVと対戦しました。

日本は前半、相手の力強いプレーに押され、ボール支配率およそ4割と劣勢に立たされました。

こうした中スタンドオフの松田力也選手が相手の反則で得た2本のペナルティーゴールを確実に決め、6対11で前半を終えました。

後半は開始早々に堀江翔太選手や姫野和樹選手などフォワード3人を投入して流れを変えようとしましたが、15分に相手のセンターにトライを決められ、リードを広げられました。

日本はこのあとも接点で優位に立てず、バックスに展開されて後半だけで4つのトライを奪われたほか、攻めてもノックオンなどのミスが続きノートライのまま6対38で敗れました。

日本の今シーズン初の実戦とあって会場には2万2283人の観客が詰めかけ、声援を送りましたが、なかなかトライを奪えない展開にスタンドからは、ため息が漏れていました。

日本は15日、熊本県で再びAll Blacks XVと対戦する予定で、今度はセカンドチームではなく日本代表として臨みます。

ジョセフHC「一貫性を持ったラグビーができなかった」

日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチは「残念な結果だ。チャンスは作ったものの得点につなげることができなかった。一貫性を持ったラグビーができなかった。チームは去年11月から試合を行っていないので状態を戻していくには時間がかかるが、来週に向けてしっかり修正していきたい」と話していました。

今シーズン初戦としての手応えを問われると「ディフェンスの部分やスクラム、モールである程度相手にプレッシャーをかけられたところがあり、フィジカルの部分はよかった。これからワールドカップで戦うイングランドやアルゼンチン、サモアといった体の大きいチームとの試合に向けて、この部分は今後も最優先に強化していきたい」と話していました。

リーチ マイケル「負けは負けでしっかり受け止めたい」

この試合で共同キャプテンを務めたリーチ マイケル選手は「悔しい結果になったが、負けは負けでしっかり受け止めたい。このチームの強さは反省点をよくしていくところにあると思うので、来週に向けて、もう1回仕上げていきたい」と話していました。

合宿で強化してきたタックルについては「よくなっている部分はある。これから対戦する相手も大きいので継続して強化していきたい」と話していました。

《日本代表 今後のスケジュール》

▽7/15(土)日本 × AllBlacks XV(熊本・えがお健康スタジアム)
▽7/22(土)日本 × サモア(札幌ドーム)
▽7/29(土)日本 × トンガ(東大阪市花園ラグビー場)
▽8/ 5(土)日本 × フィジー(東京・秩父宮)
▽※8/26(土)日本 × イタリア(イタリア・トレビゾ)
※日本時間27日(日)午前1:30試合開始予定

ワールドカップフランス大会・1次リーグ(日本時間)

▽9/10(日)日本 × チリ(トゥールーズ)
▽9/18(月)日本 × イングランド(ニース)
▽9/29(金)日本 × サモア(トゥールーズ)
▽10/8(日)日本 × アルゼンチン(ナント)

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