5月の家計調査 実質消費で前年同月比4.0%減 3か月連続減少

総務省が発表したことし5月の家計調査で、2人以上の世帯が消費に使った金額は、物価の変動を除いた実質で前の年の同じ月と比べて4.0%減少しました。減少は3か月連続で、1世帯当たりの消費額は28万6443円でした。

内訳をみますと、
▽鉄道や航空の運賃など「交通」が17.7%
▽旅行費用などを含む「教養娯楽サービス」が8.5%
それぞれ増加し、5月に新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行し、外出の機会が増えたことを反映しています。

一方、
▽携帯電話料金などを含む「通信」は割安な料金プランの契約数が増えたことから、9.0%減少したほか、
▽予備校の授業料など「補習教育」が15.4%
▽エアコンや掃除機など「家庭用耐久財」が13.3%、それぞれ減少しました。