女子バスケ Wリーグ 元日本代表の原田裕花新会長が抱負

バスケットボール女子のWリーグの新たな会長に就任した、元日本代表の原田裕花さんが記者会見し、「選手としての経験を生かしながら、選手や未来の子どもたちが輝けるステージを作りたい」と抱負を述べました。

元バスケットボール選手の原田さんは山口県出身の55歳で、日本代表のキャプテンを務めた経験もあり、1996年のアトランタオリンピックではチームの7位入賞に貢献しました。

6日、都内で開かれた就任会見で原田会長は「初のアスリート出身の会長ということもあり、責任を感じるし、身の引き締まる思いだ。心から感動するような試合にたくさん出会って選手に心を動かされ、今この場に立っている」と現在の心境を話しました。

そのうえで「選手としての経験を生かしながら選手や未来の子どもたちが輝けるステージを作りたい。たくさんの人に知ってもらい応援してもらえるよう努力し、Wリーグに関わるすべての人が笑顔になっていけるように、精いっぱい盛り上げて、頑張っていく」と抱負を語りました。

会見では競技力向上や新規参入のハードルを下げることなどを目的に、Wリーグが2024年に開幕するシーズンから2部制に移行することも発表され、ことし開幕するシーズンの順位に応じて、現在の14チームを1部の8チームと2部の6チームに振り分けるということです。