メタ 新SNS サービス開始4時間で登録者数500万人超

アメリカのIT大手、旧フェイスブックのメタは、5日、当初の予定より1日早くインスタグラム版ツイッターともいえる新たなSNSの提供を開始しました。サービス開始からわずか4時間で登録者数は500万人を超え、起業家のイーロン・マスク氏の運営で混乱が続くツイッターに代わるSNSとして広く受け入れられるのではないかという見方が広まっています。

旧フェイスブックのメタは、5日、文章などを投稿して共有する新たなSNS「Threads」(スレッズ)の提供を世界100か国以上で開始したと発表しました。

会社は当初、6日の提供開始を予定していましたが、1日前倒しになり、ザッカーバーグCEOは、自身の「Threads」(スレッズ)への投稿で、サービスの開始から4時間で登録者数が500万人を超えたと明らかにしました。

新たなSNSは既存のインスタグラムのアカウントを使ってログインでき、最大500文字まで投稿が可能なほか、友人などのアカウントをフォローしたり、写真や動画も投稿したりできるとしています。

SNSをめぐっては、ツイッターを運営するイーロン・マスク氏が、1日当たりの投稿の閲覧回数の制限を設けたことで利用者の間で混乱や不満が広がっています。

アメリカメディアは、メタの「Threads」(スレッズ)がツイッターの代わりのSNSとして広く受け入れられる可能性があるのではないかという見方を伝えています。

新SNS 「Threads」とは

アメリカのIT大手、旧フェイスブックのメタが提供を開始した新たなSNS「Threads」(スレッズ)。

名称の「Threads」(スレッズ)は、SNSへの投稿や、それに対するコメントからなる一連のメッセージを意味する英語の「スレッド」の複数形が由来となっています。

英語のほか、日本語など30か国語以上に対応していて、無料で利用できるということです。