大リーグオールスター ホームラン競争組み合わせ 大谷は不参加

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が不参加を決めたオールスターゲームのホームラン競争の組み合わせが発表され、2回の優勝経験を持つメッツのアロンゾ選手など強打者8人が出そろいました。

ホームラン競争はオールスターゲームの前日に行われる恒例のイベントで、大リーグ屈指の強打者8人がトーナメント形式で制限時間内に何本ホームランを打てるかを競います。

ここまで大リーグトップのホームラン31本を打っている大谷選手が4日に不参加を表明した中、大リーグ機構は5日、ことしのホームラン競争の出場者と組み合わせを発表しました。

▽第1シードは大谷選手に次ぐアメリカンリーグ2位のホームラン25本を打っているホワイトソックスのロバート選手で、1回戦でホームラン11本のオリオールズのラッチマン選手と対戦します。

▽第2シードにはナショナルリーグ2位のホームラン25本を打っているメッツのアロンゾ選手が入り、ことしのオールスターゲームが行われるシアトルを本拠地とするマリナーズのフリオ・ロドリゲス選手と対戦します。

ホームラン競争で2回優勝した経験を持つアロンゾ選手は、去年の準決勝でロドリゲス選手に敗れていて、2年続けて対戦することになりました。

▽第3シードには、ここまでホームラン23本のドジャースのベッツ選手が入り、第6シードに入ったおととしのホームラン王、ブルージェイズのゲレーロJr.選手と対戦します。

▽第4シードには、ここまでホームラン22本でプロ野球の巨人でもプレーしたことのあるレンジャーズのアドリス・ガルシア選手が入り、レイズのアロザレーナ選手と対戦します。

アロザレーナ選手はWBC=ワールド・ベースボール・クラシックのメキシコ代表の主力として活躍した選手で、腕を組んで仁王立ちした独特のポーズで話題となりました。

出場者の賞金総額は250万ドル、日本円でおよそ3億6000万円で、優勝者には、このうち賞金100万ドルが贈られます。

ことしのホームラン競争は日本時間の7月11日に行われます。