吉田正尚 ヒット2本 4試合連続で複数安打をマーク

大リーグ、レッドソックスの吉田正尚選手は、5日のレンジャーズ戦でヒット2本を打って出場した4試合連続で複数安打をマークしました。

吉田選手は本拠地のボストンで行われたレンジャーズ戦に2番・指名打者で先発出場しました。

第1打席はサードゴロ、第2打席はセカンドゴロで、5回の第3打席はストレートをレフト線へ運んでツーベースヒットを打ち、次のバッターのタイムリーでホームにかえりました。

7回の第4打席は変化球を捉えてライト前ヒットを打ち、出場した4試合連続で複数安打をマークしました。

吉田選手は4打数2安打で打率は3割1分となり、アメリカンリーグで3位につけました。

試合はレッドソックスが4対2で勝ちました。

吉田「確率のいい判断ができている」

吉田選手の1試合複数安打は今シーズン31回目で、この試合を終えて打率3割1分はアメリカンリーグで3位、トップとはわずか5厘差につけています。

試合後、吉田選手は好調の要因について「調子が上がっているとは感じていないが、しっかりカウントを見ながら追い込まれたら追い込まれたなりの対応だったり、確率のいい判断ができていると思う」と冷静に話していました。

鈴木誠也 ブルワーズ戦でヒット3本

カブスの鈴木誠也選手は、ブルワーズ戦でヒット3本を打って2試合連続の複数安打をマークしました。

鈴木選手は相手の本拠地、ミルウォーキーで行われたブルワーズ戦に3番・ライトで先発出場し、第1打席は変化球を捉えてレフト前ヒットを打ちました。

3回の第2打席は1アウト二塁からサードへの内野安打で一塁三塁とチャンスを広げ、後続の先制タイムリーにつなげました。

5回の第3打席はレフト前ヒットで今シーズン4回目の1試合3本のヒットを打ちました。

第4打席は見逃し三振に倒れ、この試合4打数3安打で2試合連続の複数安打をマークし打率は2割5分7厘になりました。

試合はカブスが4対3で勝ちました。

鈴木「ここまでチームに迷惑をかけた」

鈴木選手は6試合連続でノーヒットが続いたあと、4日の試合でヒット2本を打ち、この試合でもヒット3本を打って復調をアピールしました。

試合後、報道陣から「何か打席でのアプローチを変えたのか」と尋ねられた鈴木選手は「特に変えてはいないが、しっかり自分のスイングをしていくことを心がけて打席に入っているので、それがいい方向に向かっているのかなと思う。ここまでいろいろとチームに迷惑をかけたので、なんとか毎日必死に、打てる試合はしっかりやっていきたい」と話していました。

ヌートバー マーリンズ戦で3試合連続ヒット

カーディナルスのラーズ・ヌートバー選手は、マーリンズ戦で3試合連続ヒットを打ちました。

相手の本拠地マイアミで行われたマーリンズ戦に3番・センターで先発出場し、1回の第1打席はフォアボール、3回の第2打席もフォアボールを選んで一塁二塁とチャンスを広げ、後続のタイムリーツーベースでホームを踏みました。

4回の第3打席はライトの頭を越えるツーベースヒットを打ち、3試合連続ヒットとしました。

第4打席は見逃し三振で、7対8と1点を追う8回の第5打席は2アウト一塁三塁の場面で2打席連続の見逃しの三振に倒れました。

この試合3打数1安打で、打率は2割5分7厘になりました。

カーディナルスは1点をリードした9回、ゴロを取ったピッチャーがファーストに悪送球し、ランナー2人がかえって9対10で逆転サヨナラ負けを喫しました。

カーディナルスは3連敗です。