九州 土砂災害などに十分注意 7日以降 西日本で大雨のおそれ

記録的な雨となった九州では雨は弱まっていますが、6日にかけて大気の状態が不安定になる見込みで、引き続き土砂災害などに十分注意が必要です。一方、7日金曜日から来週の月曜日ごろにかけて、前線の活動が再び活発になり九州北部を中心に西日本で大雨となるおそれがあり、最新の情報に注意してください。

気象庁によりますと、日本海にある前線を伴った低気圧が東に移動し、この時間は東海や近畿などで雨が強まっています。

前線の影響で先月29日から雨が断続的に降り、記録的な大雨となった九州や山口県では雨は弱まっています。

これまでの雨で地盤が緩んでいるため、九州では引き続き土砂災害に十分注意が必要です。

一方、7日金曜日から前線が再び日本付近に停滞し、来週10日の月曜日ごろにかけて活動が活発になる見込みで、九州北部を中心に西日本で大雨になるおそれがあります。

九州や山口県ではこれまでの大雨で地盤が緩んでいるほか、川の堤防などが傷んでいるおそれもあり、再び雨が強まると災害の危険度が急激にあがる可能性があります。

お住まいの地域の災害リスクや避難先の確認、水や食料の確保など備えは6日のうちに終えて、最新の気象情報や自治体からの避難の情報などに注意し、早めの対策を心がけてください。