新橋 飲食店爆発事故 上階のガス管接続部分ずれガス漏れか

3日、東京 新橋のビルに入る飲食店で爆発があり、4人が重軽傷を負った事故で、店の1つ上の階にあるガス管の接続部分の一部がずれていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警視庁は接続部分からガスが漏れ出して引火した可能性があるとみて詳しい状況を調べています。

3日、東京 港区新橋のビルの2階に入る飲食店で爆発があり、店内で開店準備をしていた男性店長と女性従業員、それに通行人の男性がやけどや飛散したガラスで大けがをしたほか、別の通行人の男性が軽いけがをしました。

警視庁は5日も午前中から現場検証を行っています。

これまでに、この店はガスの契約をしておらず店長が「調理の際は電気を使っていた」と説明していることがわかっていますが、その後の調べで、1つ上の3階にある都市ガスの配管の接続部分の一部がずれ、ガスが漏れる状態になっていたことが捜査関係者への取材でわかりました。

当日3階では、午前中から床を平らにするなどの内装工事が行われていたということで、作業員は、床から出ていたガス管の一部に触れたなどと説明しているということです。

警視庁はその際に接続部分がずれてガスが漏れ出し、引火した可能性があるとみて詳しい状況を調べています。