窃盗など疑いで逮捕の元プロ野球選手ら 嫌疑不十分で不起訴に

和歌山市で留守の住宅に忍び込み、現金や貴金属などあわせておよそ7100万円相当を盗んだとして逮捕された元プロ野球選手ら2人について、和歌山地方検察庁は4日、不起訴にしました。

いずれも和歌山市の32歳の元プロ野球選手と29歳の暴力団員は、留守だった市内の会社役員の住宅に忍び込み現金や貴金属が入った金庫などおよそ7100万円相当を盗んだとして、ことし5月、窃盗と住居侵入の疑いで逮捕されました。

その後、処分保留となり、和歌山地方検察庁が任意で捜査を続けてきましたが、4日、嫌疑不十分で不起訴にしました。

検察は理由について「事実を認定するに足りる十分な証拠が認められなかった」としています。