高校の硬式野球部 部員数が9年連続減少 高野連調査

全国の高校の硬式野球部に所属する部員の数が9年連続で減少したことが高野連=日本高校野球連盟の調査でわかりました。

高野連によりますと、ことし5月末現在で全国の高校の硬式野球部に所属する部員の数は、昨年度より2902人少ない12万8357人でした。

部員数は、平成26年度の17万312人をピークにこれで9年連続の減少となりました。

部員数が減少したのは、山梨、石川、鳥取、佐賀、鹿児島の5県を除く42都道府県でした。

一方で、1年生の部員の数は4万5321人で、昨年度より75人増えて、2年連続でわずかに増加しました。

高野連などが別に行った調査では回答があった学校の13.4%にあたる509校が、部員数について「10人未満」と回答し、8校に1校の割合で試合ができる人数を確保するのもままならず、部員不足が深刻になっている実態が明らかになっています。