自民 大阪の10小選挙区であすから立候補予定者の公募

自民党は、維新の会に厳しい戦いを強いられている大阪府連の立て直しに向け、大阪に19ある衆議院の小選挙区のうち、10の選挙区で5日から立候補予定者の公募を始めます。

公募は、大阪の19の小選挙区のうち、公明党が候補者を擁立する4つの選挙区と、党の情勢調査などから一定の結果が見込まれるとした5つの選挙区を除く10の選挙区で行われます。

このうち、4区、8区、11区、12区、15区、17区の6つの選挙区は、次の選挙の公認候補予定者となる支部長がすでに決まっていますが、公募は、支部長の差し替えも念頭にあるとしています。

公募の開始を前に、茂木幹事長と森山選挙対策委員長は、これらの6つの選挙区の支部長と党本部で面会し、公募を行ういきさつなどを説明した上で、今の支部長自身も応募できるとして理解を求めました。

大阪4区の支部長の中山泰秀元防衛副大臣は面会のあと記者団に対し「なぜ公募の対象区になったのか大きな疑問を持っていることは伝えた。6人全員で公募に応募することで心を一にしている」と述べました。