ロシア モスクワで複数の無人機が飛来と発表 当局が撃墜

ロシアの国営通信社によりますと、首都モスクワの南西部や西部郊外に複数の無人機が飛来し当局が無人機を撃墜したということです。これについて、ロシア国防省は日本時間の4日午後2時半ごろ、合わせて5機の無人機がモスクワなどに飛来したと発表したうえで「ウクライナの政権がけさ無人機によるテロ攻撃をしかけたが撃墜し失敗した。死傷者や被害はなかった」と発表し、ウクライナ軍によるテロ攻撃だと主張しました。

モスクワのソビャーニン市長は、これまでのところけが人などはないと発表し、当局によりますと無人機が撃墜された地域の近くにある、モスクワ南西部のブヌコボ空港では一時、航空機の運航を制限したということです。

モスクワではことし5月30日にも複数の無人機が飛来し、市内の集合住宅で被害が出るなどしていて、ロシア側は警戒を強めています。