防衛省 事務次官に増田和夫防衛政策局長を起用

政府は4日の閣議で、防衛省の事務方トップとなる事務次官に、増田和夫防衛政策局長を起用する人事を決めました。

新しい事務次官に就任する増田和夫氏は59歳。

昭和63年に当時の防衛庁に入り、日米防衛協力課長や国家安全保障局の内閣審議官を務めました。

また、第2次安倍政権と菅政権では総理大臣秘書官を務めました。

おととし7月からは防衛政策局長を務め、5年間で43兆円という、かつてない規模となった防衛力の抜本的な強化策の策定にあたりました。

増田氏を起用した背景には、強化策を着実に実行に移すとともに総理大臣秘書官を務めた経験を生かし、総理大臣官邸との調整役としての手腕が期待されているものと見られます。

この人事は今月14日に発令されます。