水泳の授業 民間の屋内プール活用など管理の合理化広がる

プールの維持管理による教員の負担を軽減し、子どもたちが天候に左右されずに泳げるよう、小学校の水泳の授業を民間の屋内プールで行う取り組みが行われています。

東京 多摩市の多摩第一小学校は市の教育委員会の方針で、去年から水泳の授業を民間のスポーツクラブに委託し、学校からおよそ1キロ離れた屋内プールを活用しています。

この日行われた3年生の授業では、子どもたちが専門のインストラクターから泳ぎ方の指導を受けました。

スポーツ庁の調査では、全国の小中学校の屋外のプールは令和3年度は2万1607か所と25年前と比べて2割以上減っていて、民間の屋内プールを活用したり、複数の学校でプールを共有したりするなど、管理を合理化する動きが広がっているということです。

屋内プールの活用は、維持管理などの教員の負担を軽減するだけでなく天候に左右されずに授業ができるメリットがあるということです。

女子児童は「室内だと暑くないので熱中症になる心配もなく、雨が降っていてもいつでも入れるのがいいと思います」と話していました。

担任の教員は「水質の管理をしなくてよいので働き方の面でも助かっています。外部の指導者が増えることで子どもたちもレベルに応じた指導が受けられるようになると思います」と話していました。

スポーツクラブNAS受託事業部の森川秀樹部長は「保護者からも好意的な意見が多く、学校と連携しながら地域の教育に貢献していきたい」と話していました。