プロ野球 1軍再登録の“コロナ特例” 今季かぎりで終了を決定

プロ野球は、新型コロナウイルスが感染拡大してから続けていた、感染の疑いがあるときなどに1軍の出場選手登録を抹消された場合、通常の10日間を待たずに再び登録が可能となる特例を、今シーズンかぎりで終了することを決めました。

プロ野球では、新型コロナの感染拡大を受けて、2020年のシーズンから、本人や家族などが感染した疑いがあるときや、発熱などで体調不良となったときなどに1軍の出場選手登録を抹消された場合、通常の10日間を待たずに再び登録が可能となる特例を設けてきました。

NPB=日本野球機構とプロ野球の12球団は、3日に開いた実行委員会で、この特例を今シーズンかぎりで終了することを決めました。

一方で、同じく新型コロナ関連の特例として設けてきた、出場登録選手数や、ベンチ入りの選手数、それに、外国人選手の登録数の拡大については、来シーズン以降の対応を今後、決めることにしています。

また、3日の実行委員会では今後、感染症が流行したときに備えて、これまでの特例を踏まえた新たな制度を検討していくことも決めました。