【動画速報】熊本で線状降水帯 九州各地の状況は
活発な前線の影響で熊本県では3日朝に線状降水帯が発生して非常に激しい雨が同じ場所に降り続き、災害の危険性が急激に高まっています。
九州ではこのあとも線状降水帯が発生するおそれがあり、土砂災害や川の氾濫に厳重に警戒するとともに、自治体からの避難の情報に注意し安全を確保するようにしてください。
熊本県を中心に九州各地の大雨の状況を、SNSやNHKの動画投稿サイト「スクープBOX」に寄せられた映像を中心にお伝えします。
九州ではこのあとも線状降水帯が発生するおそれがあり、土砂災害や川の氾濫に厳重に警戒するとともに、自治体からの避難の情報に注意し安全を確保するようにしてください。
熊本県を中心に九州各地の大雨の状況を、SNSやNHKの動画投稿サイト「スクープBOX」に寄せられた映像を中心にお伝えします。
【詳しい情報はこちら】熊本で線状降水帯発生 鹿児島でも猛烈な雨 引き続き厳重警戒を
16:40ごろ 熊本 益城町 浄恩寺の本堂がつぶれる
熊本県益城町の浄恩寺では、本堂が押しつぶされるように崩れ建物の壁や柱も見えなくなっています。近くの斜面には崩れたあとがあり、土砂が本堂に流れ込んでいるように見えます。
浄恩寺の住職、玉春勇樹さん（40）は「朝の7時に土が崩れてきていたので、書類を移動させて仏像をとりにいったところ、本堂の壁を突き破って水が流れ込んできました」と話していました。
その後、玉春さんは本堂とは別の母屋に移り、そのときに地震のような揺れを3回か4回、感じたということです。
玉春さんと家族は消防団の呼びかけもあって、その後、避難し、けがはありませんでした。
浄恩寺の住職、玉春勇樹さん（40）は「朝の7時に土が崩れてきていたので、書類を移動させて仏像をとりにいったところ、本堂の壁を突き破って水が流れ込んできました」と話していました。
その後、玉春さんは本堂とは別の母屋に移り、そのときに地震のような揺れを3回か4回、感じたということです。
玉春さんと家族は消防団の呼びかけもあって、その後、避難し、けがはありませんでした。
12:30ごろ 宮崎 高千穂町 土砂流入で国道通行止めに
宮崎県高千穂町によりますと、きょう午前5時半ごろ警察を通じて高千穂町下野で「土砂が流れてきて道路がふさがれている」という通報が寄せられました。
現在、国道325号が通行止めとなっているということです。
このほか、県道や町道など6か所で土砂崩れや倒木などの影響により通行止めとなっているということです。
これまでにけが人の情報は入っていないということです。
現在、国道325号が通行止めとなっているということです。
このほか、県道や町道など6か所で土砂崩れや倒木などの影響により通行止めとなっているということです。
これまでにけが人の情報は入っていないということです。
13:40ごろ 熊本 益城町上空 広い範囲が茶色い水に覆われる
午後1時40分ごろ、NHKのヘリコプターが上空から撮影した、熊本県益城町を流れる木山川流域の映像です。
画面に映るほとんどの場所、川の周辺の広い範囲が茶色い水に覆われています。
この地域は本来は下水処理施設の周囲に田んぼが広がっている地域ですが、映像では氾濫した川の輪郭がわずかに確認できだけで周辺の一帯が浸水しています。
画面に映るほとんどの場所、川の周辺の広い範囲が茶色い水に覆われています。
この地域は本来は下水処理施設の周囲に田んぼが広がっている地域ですが、映像では氾濫した川の輪郭がわずかに確認できだけで周辺の一帯が浸水しています。
11:00すぎ 熊本 山都町 国道にかかる橋が崩落
午前11時すぎ、崩落した熊本県山都町の国道にかかる橋をNHKの撮影クルーが離れた場所から撮影した映像です。
道路が折れ曲って中央部分が崩れ落ちていて、通行止めを知らせる赤いコーンが置かれていてます。
熊本県によりますとこの橋は片側1車線で長さ37メートル、幅7メートルほどあり、山都町と熊本市方面とをつないでいるということです。
道路が折れ曲って中央部分が崩れ落ちていて、通行止めを知らせる赤いコーンが置かれていてます。
熊本県によりますとこの橋は片側1車線で長さ37メートル、幅7メートルほどあり、山都町と熊本市方面とをつないでいるということです。
9:30ごろ 熊本 益城町 川沿いの道路削り取られる
3日午前9時半ごろ、熊本県益城町で撮影された映像です。
茶色く濁った川沿いにある片側1車線の道路の一部が削り取られ、ガードレールが濁流の中に崩れ落ちているのがわかります。
撮影した近くに住む男性によりますと、ここは木山川に金山川が合流する地点に近く、撮影した地点の対岸には小学校があるということです。
また、この道は益城町の中心部と地域をつなぐ主要な道路で、いまは消防団が崩れた現場の近くでう回するよう呼びかけているということです。
男性は「自宅は少し高台にあるので今は避難せずにとどまっていますが、裏には山があるため、大雨の中でどの時点で家族と避難するか状況を見ながら行動しようと思います」と話していました。
茶色く濁った川沿いにある片側1車線の道路の一部が削り取られ、ガードレールが濁流の中に崩れ落ちているのがわかります。
撮影した近くに住む男性によりますと、ここは木山川に金山川が合流する地点に近く、撮影した地点の対岸には小学校があるということです。
また、この道は益城町の中心部と地域をつなぐ主要な道路で、いまは消防団が崩れた現場の近くでう回するよう呼びかけているということです。
男性は「自宅は少し高台にあるので今は避難せずにとどまっていますが、裏には山があるため、大雨の中でどの時点で家族と避難するか状況を見ながら行動しようと思います」と話していました。
10:00ごろ 福岡 久留米 住宅前の道路が冠水
3日午前10時すぎ、福岡県久留米市で撮影された映像です。
住宅の前を通る道路が冠水し、工事現場の看板が半分ほどの深さまで水につかっていて、そこに雨がたたきつけられるように降っています。
撮影した女性は「大雨のたびに冠水するため、目の前の工事現場は大雨対策のためのものでしたが、間に合いませんでした。平屋建てのため家族で気象情報を見て、避難をするかどうか検討しています」と話していました。
住宅の前を通る道路が冠水し、工事現場の看板が半分ほどの深さまで水につかっていて、そこに雨がたたきつけられるように降っています。
撮影した女性は「大雨のたびに冠水するため、目の前の工事現場は大雨対策のためのものでしたが、間に合いませんでした。平屋建てのため家族で気象情報を見て、避難をするかどうか検討しています」と話していました。
9:15ごろ 熊本 東区 道路冠水「水につかるまでとても早かった」
3日午前9時15分ごろ、熊本市東区画図町の住宅街で撮影された映像です。
道路が、茶色く濁った水で覆われています。
映像を撮影した近くに住む男性によりますと、2日夜は雨が降り続け、午前6時半ごろになると水路から水があふれてきて、5分から10分ほどであたり一面が水につかってしまったということです。
男性は「水につかるまではとても早かったです。20センチくらい冠水していて、長靴で歩くのがやっとという状況です」と話していました。
道路が、茶色く濁った水で覆われています。
映像を撮影した近くに住む男性によりますと、2日夜は雨が降り続け、午前6時半ごろになると水路から水があふれてきて、5分から10分ほどであたり一面が水につかってしまったということです。
男性は「水につかるまではとても早かったです。20センチくらい冠水していて、長靴で歩くのがやっとという状況です」と話していました。
8:30ごろ 熊本 菊陽町 白川の水位 歩道近くにまで迫る
3日午前8時半ごろ、熊本県菊陽町で撮影された映像です。
町内を流れる白川の水位が川沿いの歩道近くにまで迫っていて、にごった水が勢いよく流れている様子が確認できます。
撮影した視聴者は「通勤途中にいつも通る場所ですが、きょうは川の水位や勢いがすごく、周辺の道路の一部は通行止めになっています。一時、雨は小康状態になっていましたが、再び強く降りだしているのでさらに水位が上がらないか心配です」と話していました。
町内を流れる白川の水位が川沿いの歩道近くにまで迫っていて、にごった水が勢いよく流れている様子が確認できます。
撮影した視聴者は「通勤途中にいつも通る場所ですが、きょうは川の水位や勢いがすごく、周辺の道路の一部は通行止めになっています。一時、雨は小康状態になっていましたが、再び強く降りだしているのでさらに水位が上がらないか心配です」と話していました。
8:20ごろ 熊本 益城町 木山川 水あふれる「陸の孤島のよう」
3日午前8時20分ごろ、熊本県益城町を流れる木山川で撮影された映像です。
茶色く濁った水が激しく流れ、川からあふれた水があたり一面を覆っています。
対岸の道路にも水が流れ出しています。
撮影した近くに住む男性によりますとふだんはこのあたりは田んぼが広がっているということですが、茶色く濁ったで何も見えなくなっています。
また、あふれた川もふだんは水位がくるぶしぐらいまでしかない場所だということです。
男性は「自宅に避難しましたが、この地区一帯が水に囲まれ、車も通ることができない状況になっていて陸の孤島のようになっています。どんどん茶色の雨水も増えてきている状況です」と話していました。
茶色く濁った水が激しく流れ、川からあふれた水があたり一面を覆っています。
対岸の道路にも水が流れ出しています。
撮影した近くに住む男性によりますとふだんはこのあたりは田んぼが広がっているということですが、茶色く濁ったで何も見えなくなっています。
また、あふれた川もふだんは水位がくるぶしぐらいまでしかない場所だということです。
男性は「自宅に避難しましたが、この地区一帯が水に囲まれ、車も通ることができない状況になっていて陸の孤島のようになっています。どんどん茶色の雨水も増えてきている状況です」と話していました。
7:30ごろ 熊本 益城町 木山川 道路に水があふれる
3日午前7時半ごろ、熊本県益城町杉堂で撮影された木山川の映像です。
茶色く濁った水がうねりながら勢いよく流れていて、対岸の道路にも水が流れ出しています。
映像を撮影した近くに住む男性によりますと、この川はふだんは静かに流れているということですが、昨夜は一晩中、岩石が流れるような音が続いていたということです。
また、対岸には田んぼがあるということですが、映像では、茶色く濁った水が広がっていて、田んぼは見えなくなっています。
茶色く濁った水がうねりながら勢いよく流れていて、対岸の道路にも水が流れ出しています。
映像を撮影した近くに住む男性によりますと、この川はふだんは静かに流れているということですが、昨夜は一晩中、岩石が流れるような音が続いていたということです。
また、対岸には田んぼがあるということですが、映像では、茶色く濁った水が広がっていて、田んぼは見えなくなっています。
7:00ごろ 熊本 山都町 川にかかる橋が崩落
3日午前7時ごろ、熊本県の山都町で撮影された映像です。
川を濁った水が勢いよく流れ、川にかかる橋が真ん中あたりで折れて崩れ落ちている様子が確認できます。
撮影した視聴者は「今は雨も小康状態になっていますが、撮影する1時間ほど前の午前6時ごろには雨が激しく降っていて、川の水位もあふれそうなほどになっていました。山都町に50年ほど暮らしていますが、これほどの川の状況は初めてです。崩れた橋は国道が通っていて毎日通る道路なので今後への影響が心配です」と話していました。
川を濁った水が勢いよく流れ、川にかかる橋が真ん中あたりで折れて崩れ落ちている様子が確認できます。
撮影した視聴者は「今は雨も小康状態になっていますが、撮影する1時間ほど前の午前6時ごろには雨が激しく降っていて、川の水位もあふれそうなほどになっていました。山都町に50年ほど暮らしていますが、これほどの川の状況は初めてです。崩れた橋は国道が通っていて毎日通る道路なので今後への影響が心配です」と話していました。