国会議員の去年の所得公開 平均で2156万円 最多は1億4730万円

衆参両院の国会議員の去年1年間の所得が公開され、議員1人当たりの平均は2156万円でした。

所得公開の対象となるのは、去年1年間を通じて議員を務めた衆参両院の国会議員あわせて654人で、去年7月の参議院選挙で初めて当選した議員などは含まれていません。

NHKの集計によりますと、去年1年間の議員1人当たりの所得の平均は、
◇衆議院議員が2215万円、
◇参議院議員が2016万円で、
▽全体では2156万円と、前の年より99万円少なくなりました。

最も所得が多かったのは、
▽自民党の中西健治・衆議院議員で1億4730万円、
次いで、▽自民党の伊藤忠彦・衆議院議員が1億2003万円、
▽自民党の逢沢一郎・衆議院議員が9689万円
などとなっています。

各党党首の所得は、
▽自民党総裁の岸田総理大臣が3864万円、
▽立憲民主党の泉代表が1847万円、
▽日本維新の会の馬場代表が1833万円、
▽公明党の山口代表が1930万円、
▽共産党の志位委員長が2051万円、
▽国民民主党の玉木代表が1905万円、
▽社民党の福島党首が1820万円
となっています。

また、政党別の所属議員の平均所得は、
▽自民党が2282万円、
▽立憲民主党が2041万円、
▽日本維新の会が2089万円、
▽公明党が1882万円、
▽共産党が1815万円、
▽国民民主党が2142万円、
▽れいわ新選組が1832万円、
▽社民党が1807万円、
▽政治家女子48党が1882万円
となっています。