山口 JR美祢線 大雨で橋と線路が崩落 復旧の見通し立たず

山口県美祢市を走るJR美祢線は記録的な大雨で橋と線路が崩落し、復旧の見通しが立っていません。地元の人からは不安の声も聞かれました。

美祢市では30日からの大雨の影響で厚狭川が増水し、JR美祢線の南大嶺駅と四郎ケ原駅の間で川をまたぐ橋と線路が崩落したほか、複数の箇所で線路の盛り土が流出して線路が浮いた状態になっています。

復旧の見通しが立っておらず、JRは今後、バスによる代行輸送を検討しているということです。

JR美祢駅には運休を知らせる貼り紙もなく、駅の周辺はいつもと比べて閑散とした様子でした。

駅前で家族の迎えを待っていた高齢の女性は「鉄道を利用している学生さんは困ると思う」と話いてました。

また、駅の様子を見に来た男性は「復旧まで時間がかかり、路線の存続が危ぶまれる可能性もあるのではないか」と話していました。

美祢線は平成22年7月の大雨でも線路の盛り土が流されるなどの被害があり、1年以上にわたって運休となりました。

県内のJRは復旧作業や安全確認のため、2日もほぼすべての路線で運転を取りやめています。

山陽本線は岩国駅と下関駅の間で3日の始発から運転を再開するほか、岩徳線、宇部線、小野田線、山口線の全線、それに山陰本線の小串駅と下関駅の間は3日午後以降に運転を再開する予定です。

一方、美祢線の全線と山陰本線の長門市駅と小串駅の間は運転再開の見通しが立っていません。