北海道「枝幸かにまつり」4年ぶり開催 特産の毛がにをPR

北海道北部の枝幸町で、特産の毛ガニをPRする「枝幸かにまつり」が開催されました。

枝幸町は毛がにが特産品で、毎年およそ60万匹の水揚げがあります。

町では昭和43年から毎年この時期に「枝幸かにまつり」が開催されていましたが、新型コロナの影響で去年までは3年連続で中止となっていました。

ことしは4年ぶりに開催され、漁協や町内の水産会社などが出店した会場には、ゆでた毛がにやかに汁などが並び、午前9時すぎから多くの観光客が長い列を作りました。

旭川市から訪れた74歳の男性は「久しぶりの開催を楽しみにしていました。かに汁がとてもおいしかったです」と話していました。

このほか、会場では500グラムほどの毛がにを制限時間2分の間に食べて競う早食い競争も行われ、参加者は殻を素早く割って身にかぶりついていました。

枝幸かにまつり実行委員会の高木功実行委員長は「多くの人に来てもらえてよかったです。枝幸のかには町の誇りなので、多くの人に食べてほしい」と話していました。