国際

東ティモール 初代大統領のグスマン氏が新首相に就任

東ティモールではことし5月の議会選挙を受けて、初代大統領を務めたシャナナ・グスマン氏が新たな首相に就任し、停滞した経済を立て直すとともに、去年、原則合意されたASEAN=東南アジア諸国連合の加盟の実現に力を尽くすと強調しました。

東ティモールでは5月に行われた議会選挙で、初代大統領を務めたグスマン氏率いる政党が第1党となりましたが過半数に達せず、第3党の政党と連立で合意し政権交代を実現させました。

1日に首都のディリで就任式が行われ、グスマン氏が新たな首相に就任しました。

この中でグスマン氏は、教育の質を向上させ若者の人材育成を進めることや、人口のおよそ8割が携わる農業の振興などに取り組み、停滞した経済を立て直すと強調しました。

また東ティモールは去年、ASEANへの加盟が原則合意されましたが、グスマン氏は「まだ準備が十分ではないためASEAN諸国とともに進めなければならない」と述ベ、加盟の実現に力を尽くすとしています。

グスマン氏はインドネシア統治下で東ティモールの独立運動を主導し、独立を果たした2002年に初代大統領に選出されたあと、2007年からは首相を務めました。

東ティモールでは貧困層が国民のおよそ3割を占めているほか、新たな産業の創出が長年の課題となっていて、前政権への不満が高まっていました。

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