モルドバの国際空港で発砲 2人死亡 容疑者立てこもりも拘束

ウクライナの隣国、モルドバの首都の国際空港で入国を拒否された人物が銃を発砲して警備員2人が死亡し、警察は発砲した容疑者を拘束して詳しく調べています。

モルドバの内務省によりますと6月30日午後、首都キシナウの国際空港で、治安上の理由から入国を拒否されたとする人物が突然、警備員から銃を奪い、発砲したということです。

モルドバ首相府は、この発砲で警備員2人が死亡し、空港にいた乗客1人がけがをしたと発表しました。

容疑者は一時空港内に立てこもりましたが、その後治安当局が身柄を拘束しました。

モルドバ首相府は銃を発砲したのは43歳のタジキスタン人だと発表し、警察が詳しく調べています。

事件をうけて空港ではターミナルにいた乗客が一時避難し、航空便の運航にも遅れがでたということです。