東京工業大 学生約1万人の個人情報 誤って全学生にメール送信

東京工業大学は、在籍するおよそ1万人の学生の個人情報が入ったファイルを学内向けのイベントの案内メールに誤って添付して、すべての学生に送信したことを明らかにしました。

東京工業大学によりますと、6月28日に学生支援センターの担当者が学内向けイベントの告知メールを送信する際、学生の個人情報が含まれるファイルを誤って添付した状態で、メール送信可能な学生およそ1万人に送信したということです。

ファイルには、大学に在籍する学生およそ1万人分の氏名やメールアドレスなどの個人情報が含まれていたということです。

大学は、メールを受信した学生に対してファイルの削除を依頼し、2次被害を防ぐための相談窓口を設置して対応を進めているということです。

東京工業大学は大学のウェブサイトで「関係者の皆様に大変なご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。原因究明と再発防止を徹底いたします」としています。