自民 大阪の11小選挙区 半数程度の差し替え含め候補者再検討へ

自民党は、維新の会に厳しい戦いを強いられている大阪府連の立て直しに向け、次の衆議院選挙の候補者を内定している11の小選挙区のうち半数程度で新たに公募を行い、候補者の差し替えも含め、再検討を行う方針を決めました。

自民党は、おととしの衆議院選挙で候補者を擁立した大阪の15の小選挙区すべてで維新の会に敗れたほか、ことし4月の統一地方選挙でも大阪を中心に厳しい戦いを強いられたことから党本部に「刷新本部」を設け、大阪府連の立て直しに向けた検討を進めています。

そして党の「刷新本部」は30日の会合で、次の衆議院選挙の候補者を内定している大阪の11の小選挙区のうち、半数程度で新たに公募を行い、候補者の差し替えも含め、再検討を行う方針を決めました。

公募は、まだ候補者が決まっていない4つの選挙区も含めて行い、若手や女性を積極的に起用する方針で、来月中にも新たな候補者を内定したいとしています。