千葉 長生村議会議長 3度目の辞職勧告決議のあと議員辞職

公用車の中で職員をたたきけがをさせたとして罰金刑を受けた千葉県長生村の東間議長は、30日に3度目となる辞職勧告を受け、議員を辞職しました。

長生村の東間永次議長は、ことし4月、私的な歓送迎会から公用車で帰宅する途中、車を運転していた女性職員をたたいて軽いけがをさせたとして罰金20万円の略式命令を受け、30日午前に極めて異例となる3度目の議員辞職勧告を受けました。

東間議長は、これまで議員を続ける意向を示していましたが、昼前に「一身上の都合」として辞職願を提出しました。これを受けて午後1時に本会議が開かれ、辞職が全員一致で了承されました。

東間議長は、1990年の村議会議員選挙以降、これまでに9回当選し、去年5月からは4度目となる議長を務めていました。

東間議長は「長い間ご迷惑とお騒がせし申し訳ありません。心からおわび申し上げます」とコメントしています。

東間議長は「今後の取材について」コメント発表

東間議長は議会事務局を通じ「今後の取材について」とするコメントを発表しました。全文は以下のとおりです。

「今回の私の不祥事により、私自身の至らないところによりまして、たくさんの方々に大変ご迷惑をおかけしまして深くおわび申し上げます。さて、これまでの報道等のご批判を受け6月26日付けで議長の辞職願を提出し、本日本会議にて可決され議長職を退くこととなりました。つきましては、体調も悪く今後の取材等を受けることはご遠慮させていただきますので、ご理解をお願いいたします」