体の色が白と黒「パンダイルカ」の赤ちゃん公開 三重 鳥羽

体の色が白と黒で色分けされた「イロワケイルカ」の赤ちゃんが三重県鳥羽市の水族館で生まれ、母親に寄り添って泳ぐ姿を見ることができます。

イロワケイルカは、白と黒の鮮やかな色分け模様から「パンダイルカ」とも呼ばれる小型のイルカです。

国内では鳥羽水族館と仙台市の水族館の2か所で飼育されていて、鳥羽水族館では今月21日に母親の「ステラ」がオスの赤ちゃんを産みました。

全長およそ75センチ、体重は6キロほどとみられ、体の色は灰色で模様もはっきりしていませんが、3か月ほどでおとなと同じように白と黒の模様がはっきりしてくるということです。

赤ちゃんは母親に寄り添って水槽の中を元気に泳ぎまわり、時折お乳をもらったりしていました。

鳥羽水族館で飼育されているイロワケイルカは、今回生まれた赤ちゃんを含め5頭になりました。

津市から娘と訪れた30代の男性は「かわいいですね。思ったより早く泳ぐので驚きました」と話していました。

鳥羽水族館では「全国でも頭数の少ない種類のイルカなので元気に育つよう見守っていきたい」とコメントしています。