ソフトバンク 生成AI開発へスパコン整備 約200億円投資の方針

ソフトバンクは、独自の生成AIを開発するため、およそ200億円を投じてスーパーコンピューターを整備する方針が明らかになりました。
国内トップクラスの計算処理能力を確保するとしています。

ソフトバンクは、自動で文章などを作る独自の生成AIの開発を目指し、本格的な活用に向けた新会社をことし3月に設立しました。

その一環としておよそ200億円を投じてスーパーコンピューターを今年度中に整備することが明らかになりました。

会社は5月、AI向けの高性能な半導体を手がけるアメリカのエヌビディアとの間で業務提携を結び、このスーパーコンピューターにも採用する方針です。

国内トップクラスの計算処理能力を確保するとしています。

ソフトバンクグループの孫正義社長は、6月に行われた株主総会でAIの開発と活用を加速させる方針を明らかにしていました。

独自の生成AIの開発では、同じグループ企業のLINEのほか、IT大手のサイバーエージェントも開発に乗り出していて、アメリカなどの海外企業が先行するなか、日本でも開発の動きが相次いでいます。