国内自動車メーカー 5月の生産台数 8社すべて去年同月を上回る

国内の主な自動車メーカーの先月の生産台数は、半導体の供給不足が和らいでいることから、8社すべてで去年の同じ月を上回りました。

自動車メーカー各社が29日発表した先月の国内外の生産台数は、
▽トヨタ自動車が84万7000台と去年の同じ月を33.4%上回り、5月としては過去最高となりました。

このほか、
▽ダイハツ工業が59.8%増えたほか
▽マツダが39.9%
▽ホンダが34.7%
▽SUBARUが25%
▽日産自動車が18.5%
▽三菱自動車工業が15.8%
▽スズキが8.3%それぞれ増加し、8社すべてで去年の同じ月を上回りました。

各社とも新型コロナの影響による減産から回復し、半導体の供給不足が和らいでいることが主な理由です。

ただ、各社は、半導体の不足は解消までには至っていないとして、一部の車種で続く納期の遅れが回復するめどは立っていないとしています。