バイデン大統領 “睡眠時無呼吸症候群の治療で医療機器使用”

アメリカのバイデン大統領が睡眠時無呼吸症候群の治療のため医療機器の使用を開始したと、地元メディアが伝えました。
来年秋の大統領選挙で再選を目指すバイデン大統領は80歳で、その健康状態に高い関心が寄せられています。

アメリカの複数のメディアは28日、バイデン大統領が睡眠時無呼吸症候群の治療のためCPAP(シーパップ)と呼ばれる医療機器を使い始めたことをホワイトハウスが明らかにしたと伝えました。

この医療機器は、睡眠時に鼻にマスクをつけて空気を送り込み、呼吸が止まるのを防ぐためのものです。

バイデン大統領は、2008年に睡眠時無呼吸症候群であることを明らかにしていて、地元メディアは、広報担当者が「治療として一般的に使われるこの機器を27日に使用した」とコメントしたとしています。

また、バイデン大統領が28日、イベントに出席するためホワイトハウスを出発する際に撮影された映像で、大統領の顔に医療機器の使用によるものとみられるあとがついているのが確認できると指摘しています。

来年秋の大統領選挙で再選を目指すバイデン大統領は80歳で、その健康状態に高い関心が寄せられています。