ラグビー日本代表 姫野和樹 “前回大会よりタフなキャンプ”

ラグビー日本代表のフォワード、姫野和樹選手が9月に開幕するワールドカップに向けて千葉県の合宿先で取材に応じ、「前回の大会前よりタフなキャンプになっていて、チームの状態はいい」と手応えを口にしました。

28歳の姫野選手は2019年のワールドカップ日本大会でボールを奪いにいくプレー「ジャッカル」を次々成功させ、日本代表初のベスト8進出に貢献しました。

おととしには世界最高峰のリーグ、スーパーラグビーのニュージーランドのチームでプレーするなど海外でも経験を積み、今大会もフォワードの中心選手として活躍が期待されています。

姫野選手は27日、浦安市で行われている日本代表の合宿で攻守の戦術的な確認を行いました。

コンディションの影響でしばらくは別メニューでの調整が続いていましたが、今週からはフルメニューを行っています。

練習後、取材に応じた姫野選手は「今はすごくコンディションがいい。練習では戦術を理解しながら、フィジカルの強化も行っている」と話しました。

そのうえで「前回、2019年のワールドカップの前よりチームの状態はいい。当時もタフだったが、それ以上のキャンプを行っている。いい準備ができているので、今後がとても楽しみだ」と手応えを口にしました。

チームは来月から国内で強化試合やテストマッチに臨みます。

姫野選手は「この試合が日本代表にとって重要になるし、自分にとってもメンバー争いをしていくなかで大事になる。自分のパフォーマンスを100%出しきりたい」と意気込みを語りました。