岐阜 北アルプスのふもとの温泉郷で4か所の露天風呂を無料開放

北アルプスのふもとにある岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷で、26日4か所の露天風呂が無料で開放され、訪れた人たちが美しい眺めとともに温泉を楽しんでいます。

奥飛騨温泉郷では、地元の観光協会が毎年6月26日を、語呂合わせから「露天風呂の日」に定めています。

例年、この日にあわせて露天風呂の無料開放を行っていて、ことしは4か所が開放されました。

このうち、北アルプスの錫杖岳が見える「ひがくの湯」には、朝から多くの人が訪れ、雄大な山の眺めとともに温泉を楽しんでいました。

一方、渓谷の巨大な岩盤を生かして作られた混浴の「新穂高の湯」では、入浴した人たちが、川が流れる音を聞きながら、温泉の周りを囲む新緑の眺めを楽しんでいました。

無料開放された4つの露天風呂のスタンプを1日で集めた人には記念品として入浴剤が贈られるということです。

愛知県愛西市から訪れた40代の男性は「最高です。大自然に囲まれていいと思う。スタンプラリーを目当てに温泉巡りをしたい」と話していました。