函館マラソン 途中で海鮮丼や塩ラーメン提供も 約7000人駆ける

北海道函館市の観光名所を楽しみながら走る「函館マラソン」が行われ、およそ7000人のランナーが函館のまちを駆け抜けました。

函館マラソンは新型コロナウイルスの影響で去年、3年ぶりに再開しましたが、暑さによる途中棄権が相次いだことから、ことしは例年より1週間前倒しして開催されました。

今回はフルマラソンとハーフマラソンにあわせておよそ7000人が参加し、このうちフルマラソンのランナーは午前9時半に千代台公園陸上競技場をスタートしました。

25日の函館市内は青空が広がり、ランナーたちは函館山を望む海岸沿いや「金森赤レンガ倉庫」など、市内の観光名所をそれぞれのペースで駆け抜けました。

ことしは4年ぶりにコースの途中で軽食の提供が行われ、ランナーたちは名物の海鮮丼や塩ラーメンなどでエネルギーを補給していました。

フルマラソンに参加した旭川市の40代の男性は「比較的走りやすい天気の中で、函館の雰囲気も十分に味わえて最高のレースでした。海鮮丼や塩ラーメンがある大会は全国でもないと思うので来年もまた走りたい」と話していました。