“沖縄地方が梅雨明け” 各地で真夏日 熱中症に十分注意を

沖縄気象台は、25日午前「沖縄地方が梅雨明けしたと見られる」と発表しました。沖縄県内は各地で30度以上の真夏日となっていて、熱中症に十分な注意が必要です。

沖縄気象台によりますと、25日の沖縄地方は太平洋高気圧に覆われておおむね晴れていて、午前中から気温が上がっています。

沖縄地方は向こう1週間も晴れる日が多くなる見込みで、沖縄気象台は25日午前11時「沖縄地方が梅雨明けしたと見られる」と発表しました。

沖縄地方の梅雨明けは、去年に比べて5日、平年に比べて4日遅くなっています。

午前11時半までの沖縄県内の最高気温は、
▽下地島空港で31.6度
▽宮古島市平良で31.4度など、各地で真夏日となっています。

このあとも気温が上がり、日中の最高気温は那覇市で32度などと広い範囲で真夏日になると予想されていて、熱中症に十分な注意が必要です。

沖縄地方の梅雨入りの発表は先月18日で、24日までの梅雨の期間の降水量は、県内の観測地点でもっとも多かったのが、那覇市で468ミリと平年より88ミリ多く、次いで名護市が421.5ミリと平年よりおよそ54ミリ多くなっていますが、石垣島や宮古島、南大東島などでは平年を下回りました。