名阪国道で大型トレーラー転落 27歳の運転手が死亡 奈良 天理

24日午後、奈良県天理市にある名阪国道のインターチェンジの降り口で、大型トレーラーがガードレールを突き破って斜面に転落しました。警察によりますと、転落したトレーラーの近くでトラック運転手の27歳の男性が倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。

24日午後2時半すぎ、奈良県天理市にある名阪国道の天理東インターチェンジで、本線から降り口に向かった大型トレーラーが、ガードレールを突き破って転落しその下を通る道路も越えて、斜面に横倒しになりました。

現場近くに設置されたNHKのカメラには、大型トレーラーがカーブを曲がろうとしたところで荷台のコンテナが傾き、そのままガードレールを突き破って回転しながら転落する様子が映っています。

警察によりますと、転落したトレーラーの近くで大阪・和泉市のトラック運転手河野義和さん(27)が倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが、死亡しました。

警察と消防がほかに巻き込まれた車や人がいないかなど詳しい状況を調べています。

この事故の影響で名阪国道は、天理東インターチェンジ下り線の出入り口が通行止めとなりましたが、およそ6時間後の午後9時すぎに通行止めは解除されました。