共産 志位委員長 “次の衆院選 小選挙区の野党共闘再構築を”

次の衆議院選挙について、共産党の志位委員長は、比例代表での議席の増加を目指すとともに、小選挙区での野党共闘の再構築に努めたいという考えを示しました。

共産党は、24日党本部で、中央委員会総会を開きました。

この中で、志位委員長は、先の通常国会での法案審議について「自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党の『悪政4党連合』が形成され、数の暴力をほしいままにし、審議を形骸化させた」と指摘しました。

そして、次の衆議院選挙について「比例代表での躍進を戦いの中軸に据え、最優先で追求する。比例代表で650万票、得票率で10%以上を獲得し、すべての比例ブロックでの議席の獲得や増加を目標に戦う」と述べました。

そのうえで、小選挙区での野党共闘について「門戸を閉ざすことはせず、共闘の再構築のために可能な努力を行う。共産党の躍進こそ、共闘の再構築にとって最大の力となる」と強調しました。

一方、4月の統一地方選挙について、志位氏は「議席の後退は大変悔しい結果で、責任を痛感している」と述べました。