井岡一翔 世界戦対戦相手の王者 体重超過でタイトルはく奪

プロボクシングで日本男子として初めて4階級制覇を果たした井岡一翔選手が24日に、挑戦者として臨むWBA=世界ボクシング協会スーパーフライ級の世界タイトルマッチに臨みます。しかし対戦する予定のアメリカのジョシュア・フランコ選手は23日の計量で制限体重をオーバーして王座をはく奪されました。

フランコ選手 計量で制限体重オーバー

フランコ選手は1回目の計量でスーパーフライ級の制限体重を3キロ余りオーバーし、その後、規定の2時間以内に制限体重まで落とすことができなかったことからWBAのスーパーフライ級チャンピオンのタイトルをはく奪されました。

JBCによりますと24日午前中、フランコ選手が計量を行い、両者で合意した制限体重以内であれば試合は開催されます。

試合が行われた場合、挑戦者の井岡選手が勝てば新チャンピオンとなり、敗れた場合は王座は空位のままとなります。

井岡選手は「コンディションを作れていないのは相手で、僕は作ることができた。ベストを尽くすだけだ」と話していました。