会見で松野官房長官は、「ヘルパンギーナ」の感染状況について、「新型コロナの発生以降、去年までは小規模な流行にとどまっていたが、ことしは全国的に今月上旬時点で、すでに過去3年間の流行のピークを超えている」と説明しました。
また、同様に幼い子どもがかかりやすい「RSウイルス感染症」については、「2020年以前の同時期を大きく上回り、おととしの流行とほぼ同等になっている」として、いずれも流行状況を注視していく考えを示しました。
そのうえで、「飛まつや接触で感染するため、せきなどの症状がある場合はなるべくマスクを着用し、せっけんによる手洗いなどの感染防止対策に努めてほしい」と呼びかけました。

「ヘルパンギーナ」流行 “状況を注視 防止対策を” 官房長官
夏かぜの1つで、幼い子どもを中心に感染する「ヘルパンギーナ」の全国的な流行を受けて、松野官房長官は記者会見で、状況を注視していく考えを示したうえで、症状がある場合にはマスクの着用や手洗いなど、感染防止対策に努めるよう呼びかけました。