東京メトロ 副都心線の列車が有楽町線に誤進入 切り替えミスで

23日午前8時半ごろ、東京メトロの小竹向原駅で副都心線の列車が誤って有楽町線の路線に進入し、この影響で副都心線と有楽町線では遅れが出るなどダイヤが乱れました。ポイントを切り替える際にミスがあったということで、東京メトロが原因を調べています。

23日午前8時35分ごろ、東京メトロの小竹向原駅で、渋谷駅方面へ向かう「副都心線」の列車が、新木場駅方面に向かう「有楽町線」の路線に誤って進入しました。

2つの路線はこの区間で並走していて、互いの路線に乗り入れる際にはポイントで切り替えて進入するようになっていますが、切り替える際にミスがあったということです。

列車は次の千川駅で乗客全員を降ろして同じ駅から副都心線の別の列車に乗り換えてもらい、その後、回送列車として新木場駅まで走行したということです。

この影響で、副都心線と有楽町線では遅れが発生するなどダイヤが乱れました。

東京メトロによりますと、ポイントの切り替えは通常、自動で行っていますが、23日朝はダイヤの乱れがあったため手動で行っていたということで、詳しい原因を調べています。