5月の全国スーパー売り上げ 前年同月比1.3%増 3か月連続増加

全国の主なスーパーの5月の売り上げは、1兆1185億円と既存店どうしの比較で、前の年の同じ月より1.3%増え、3か月連続で増加しました。

商品別の売り上げでは、「食料品」が店頭価格が引き上げられたことや、そうざいの販売が好調だったことから、前の年の同じ月より4%増えました。

このほか、大型連休で外出の機会が増えたことから、弁当箱などの販売が伸びたほか、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行したことに伴い、カウンセリングの化粧品の販売も好調でした。

また、郊外や地方の店ではアウトドア需要に対応した商品の販売も好調だったということです。

今後の見通しについて調査を行った「日本チェーンストア協会」は「電気代などの支出は多くなっていて、消費がどんどん増えていく状況にはない」と話しています。