天皇陛下 インドネシア 世界遺産のボロブドゥール寺院をご覧に

インドネシアを訪れている天皇陛下は、日本からも多くの観光客が訪れる世界遺産の「ボロブドゥール寺院」をご覧になりました。

天皇陛下は現地時間の22日午前8時すぎ、ジャワ島中部のジョグジャカルタ近郊にある「ボロブドゥール寺院」に到着されました。

ジャワ特産の染め物、「バティック」のシャツ姿で、床などを傷つけないため、サンダルを履かれています。

「ボロブドゥール寺院」は8世紀から9世紀にかけて建てられたとされる、世界最大級の石造りの仏教寺院で、天皇陛下は壁に釈迦の一生を表す彫刻が施された回廊をゆっくりと見て回られました。

また、仏像が納められている「ストゥーパ」と呼ばれる釣り鐘状の仏塔を写真に収め、最後には、寺院を背景に記念撮影をされていました。

天皇陛下は、インドネシアでの行事をほぼすべて終え、22日午後、皇后さまが滞在されている首都ジャカルタに戻られます。

そして、23日、皇后さまとともに帰国される予定です。