れいわ 山本代表の処分見送りへ 懲罰動議 本会議で採決されず

参議院の委員会での入管法改正案の採決で委員長席に向かって飛びかかる行為をした、れいわ新選組の山本代表に対する懲罰動議は本会議で採決されず、処分は見送られる見通しです。

れいわ新選組の山本代表は、6月8日の参議院法務委員会で、外国人の収容の在り方を見直す出入国管理法などの改正案の採決の際、採決を阻止しようと、委員長席に向かって飛びかかる行為をし、自民党や立憲民主党など与野党5党が、秩序を著しく乱したとして懲罰動議を提出しました。

懲罰動議が本会議で可決されれば、懲罰委員会が処分を検討することになりますが、参議院議院運営委員会の石井委員長は、20日、記者団に対し「山本氏は、その後、参議院のルールに従って対応している」などと述べ、本会議での動議の採決を行わないことを明らかにしました。

これにより、山本氏への処分は見送られる見通しです。