中国 上海の映画祭 菊地凛子さん主演映画 最優秀作品賞など3冠

中国 上海で開かれていた国際映画祭で、俳優の菊地凛子さん主演の映画「658km、陽子の旅」が最優秀作品賞と最優秀脚本賞を受賞し、菊地さんも最優秀女優賞を受賞しました。

中国の上海で開かれていた、東アジア有数の映画祭の1つ「第25回 上海国際映画祭」には、最優秀作品賞などを競うコンペティション部門に、50余りの作品が出品されました。

17日、授賞式が行われ、熊切和嘉監督の映画「658km、陽子の旅」が最優秀作品賞と最優秀脚本賞、それに主演した菊地凛子さんが最優秀女優賞を受賞し、3冠を達成しました。

この作品は、菊地さんが演じる主人公の女性が、長年連絡を取っていなかった父親の訃報を知って、東京からヒッチハイクをしながら、ふるさとの青森に戻る様子を描いたものです。

授賞式で菊地さんは「すてきな映画祭で、このようなすてきな賞をいただいて本当にうれしい。熊切監督の作品で賞をいただいて、たいへんうれしい」と喜びを語りました。