「東北絆まつり」開催 制限のない形は4年ぶり 青森

東北6県の祭りが一堂に集まる「東北絆まつり」が、4年ぶりに制限のない形で17日から青森市で始まり、多くの人でにぎわいました。

東北6県の祭りが一堂に集まる「東北絆まつり」は、東日本大震災からの復興を願い東北6県で毎年順番に開かれていて、ことしは青森市で行われています。

新型コロナウイルスの影響で延期や人数制限などが続いていましたが、ことしは4年ぶりに制限のない形での開催となり、会場の青森市の「青い海公園」には朝から大勢の人が訪れました。

地元、青森市の「青森ねぶた祭」の囃子と太鼓の音で幕を開け、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム、ブルーインパルスによる展示飛行が行われると、大きな拍手が送られていました。

このあと「盛岡さんさ踊り」や「山形花笠まつり」など各県の祭りのパフォーマンスが行われ、観客は手拍子や掛け声で盛り上げていました。

愛知県から来た70代の男性は「3年前山形の絆まつりに行こうとしていましたが、延期になったので今回初めて来ました。6県の祭りが一度に見られてとても楽しいです」と話していました。

東北絆まつりは、18日も午後からパレードが行われ、2日間で合わせて27万人の人出が見込まれています。