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女子バスケ日本代表 強化試合 デンマーク代表に勝利

オリンピック最終予選につながるバスケットボール女子のアジアカップが今月開幕するのを前に、日本代表がデンマーク代表と強化試合を行いました。

日本は87対63で勝ったものの相手の高さに苦しみ、前半はリードを許す展開になるなど、アジアカップに向けて課題を残しました。

今月26日にオーストラリアで開幕するバスケットボール女子のアジアカップでは、上位4チームに入ると、パリオリンピックの出場権をかけて来年行われる世界最終予選に進出することができます。

史上初の6連覇がかかるこの大会を前に、世界ランキング9位の日本は、世界52位のデンマークと16日から群馬県高崎市で強化試合を行っていて、17日は第2戦が行われました。

試合は第1クオーターから日本が積極的にスリーポイントシュートを打ちましたが、なかなか決めることができず、高さのある相手にリバウンドを取られる展開が続きました。

そして、ディフェンスのマークが甘くなったところを相手に63%という高い確率でスリーポイントシュートを決められ、17対21とリードを奪われました。

第2クオーターに入ると山本麻衣選手を中心に、ディフェンスからスピードのある攻撃で得点を重ねて点差を縮め、38対39と1点差に迫って前半を折り返しました。

第3クオーターではキャプテンの林咲希選手や馬瓜ステファニー選手のスリーポイントシュートで逆転に成功すると、このクオーターだけで30点を挙げた日本はこのままリードを守り、87対63でデンマークに勝ちました。

ただ、高さのある相手にリバウンドで競り負けたり、ディフェンスが甘くなったりする場面もあり、アジアカップに向けて課題を残す結果となりました。

恩塚ヘッドコーチ「修正してアジア杯に向かっていきたい」

バスケットボール女子日本代表の恩塚亨ヘッドコーチは「前半、ディフェンスが甘くなっているところやリバウンドを相手に支配されてしまったところをあすしっかり修正してアジアカップに向かっていきたい」と課題を口にしました。

ただ、強化試合を2連勝としたことについては「自分たちの課題をゲーム中にしっかりと自覚して、選手どうしもいいコミュニケーションをとって共有して、乗り越えていこうという空気感が出てきている。そういうところは、頼もしくてチームの強みになるんじゃないか」と手応えも話していました。

キャプテン 林咲希「チーム一丸となって頑張っていく」

キャプテンの林咲希選手は「前半はシュートが入らなかったが、ボールの動きや足は止まっていなかったのでチーム全体で苦しい時間でも粘って、自分たちの気持ちを切らさないでいこうと声を掛け合っていた」と試合を振り返りました。

そのうえで「ベンチにいるときにたくさんの人が応援してくれているのを感じた。チーム一丸となって頑張っていくので、アジアカップもたくさんの応援をお願いします」と話していました。

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